同じ高校で盗撮が2年連続発覚…女子更衣室に小型カメラ5台 愛知県立高、23年度の被害11件

中日新聞WEBに掲載されました。
当協会理事、平松直哉へ取材が入っています。

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-839270?fm=latestnews&redirect=1

同じ高校で盗撮が2年連続発覚…女子更衣室に小型カメラ5台 愛知県立高、23年度の被害11件
中日新聞Web1/18(木)5:05

同じ高校で盗撮が2年連続発覚…女子更衣室に小型カメラ5台 愛知県立高、23年度の被害11件
2年続けて校内で盗撮用カメラが見つかった五条高校

 愛知県の県立高校で2023年度、少なくとも11件の盗撮被害が起きたことが、県教育委員会への取材で分かった。同じ高校で2年連続で盗撮が発覚した例もあった。識者によると、スマートフォンが普及した過去10年で各地の教委から被害相談が急増しており、手口の巧妙化も進む。

 あま市の五条高では昨年9月、女子生徒がプールの女子更衣室で記録用のカードが入った小型カメラ1台を見つけた。同じ更衣室では22年7月にも5台の小型カメラが発見されていた。

 昨年11月の保護者説明会では「2回目の被害はなぜ防げなかったのか」「早く公表していれば」といった趣旨の声が相次いだという。学校は更衣室のドアノブと鍵を交換し、鍵の管理簿をつける再発防止策を講じた。

 一宮市の一宮西高でも昨年8月、女子生徒がトイレ個室で隣室の上方からスマホのようなもので撮影されているのに気づき、警察に被害届を出した。

 県教委は「警察と連携して防犯活動に取り組むよう各学校に呼びかけた」としている。

 一般社団法人「全国盗撮犯罪防止ネットワーク」(和歌山)の平松直哉代表は「学校は撮影者にとって格好の場所になり得る」と指摘。着替えなどがある一方、生徒の警戒感は薄れやすく「『学校は守られた平和な場所』というイメージを変えていく必要がある」と訴える。

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