協会概要

名 称 : 社団法人全国盗撮犯罪防止ネットワーク
所在地 : 〒640-0111 和歌山県和歌山市日野33番地
連絡先 : 090-8528-0708 平松まで

全国盗撮犯罪防止ネットワークは、代表の平松直哉が2000年12月から個人で、和歌山県下における盗撮犯罪について調査活動を開始し、2023年12月で24年目を迎えました。

盗撮に関しては、機材の進歩やカメラ付スマートフォンの普及、また、小型スパイカメラと呼ばれるような機材がインターネット経由で手ごろに手に入るようになった事もあり、盗撮被害や逮捕のニュースは日々いとまが無いほどに多くなりました。

盗撮犯罪の問題として、「デジタルタトゥー」として永久に残ること。また、アダルト映像のインターネットサイトで「盗撮」と検索すると件数120,454タイトルという検索結果が出る事から市場として成り立っている様子がうかがえます。このような状況から、盗撮した映像が流出することが懸念されます。市場に出ると事実上回収は不可能となり、撮影された被害者は永久に被害に遭ったままとなります。
私達は、巧妙化する手口に対応すべく、長年ともに活動して頂いた防犯アドバイザー京師美佳さん・元日本テレビ特別報道班 竹輪次郎さん(仮名)、信頼できるエンジニアで探偵 さっぽろ探偵社の和泉慎一さんのご協力を頂き多方面から盗撮犯罪を解析することのできる団体として一般社団法人を設立致しました。 

 当法人は、性的盗撮犯罪に関し、下記記載の目的をもって性的盗撮犯罪行為等により被害を受けた者及びその家族や遺族(以下「性的盗撮犯罪被害者等」という。)に対して,精神的支援,その他各種防止活動を行うとともに,社会全体の性的盗撮犯罪被害者等に対する支援意識の高揚並びに盗撮犯罪被害者等の被害の早期回復及び軽減に資すること及びに各事業を行うと共に,性的盗撮犯罪被害者等の被害の軽減及び平穏な生活の回復に寄与すること並びに,性的盗撮犯罪の防止・抑止のために,自治体,団体,各企業等と協力し,生活の安全に資することを目的とし,次の事業を行うことを目的として2023年に設立されました。

当会の活動目的

(1)  性的盗撮犯罪の防止に関する法整備に向けた事業。
(2)  性的盗撮犯罪被害の実態に関する調査及び研究事業。
(3)  性的盗撮犯罪被害者等に対する電話相談及び面接相談事業。
(4)  性的盗撮犯罪被害者に関する支援事業。
(5)  性的盗撮犯罪の防止に関する研究・セミナーの実施事業。
(6)  第1号から第5号までに掲げる事業に従事する者の養成及び研修事業。
(7)  性的盗撮犯罪に関する安全適合基準資格に関する事業。
(8)  性的盗撮防止に関する適合基準施設による指導及び施設研修の実施事業。
(9)  第7号から第8号までに掲げる事業について従事する者の養成及び研修事業。
(10) 性的盗撮犯罪防止に関する商品の企画・製造及び提供事業。
(11) 性的盗撮犯罪加害者に対する社会教育の推進を図る事業。
(12) 各関係機関・団体との連携による盗撮犯罪被害の防止に関する事業。
(13) 人権尊重思想の普及、高揚を図るための各種啓発活事業。
(14) 前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業。

役員紹介

理事 平松 直哉

 日頃より当会の活動にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。

 私達が、盗撮犯罪の実態調査に乗り出し、2023年12月で24年目になりました。
その間、私達は被害者の性的尊厳を著しく侵害する性的な目的で撮影された盗撮犯罪と常に向き合ってきました。

 日々全国各地で行われている性的盗撮ですが、この23年間でカメラ付き携帯電話の普及とともに小型化されカメラ機能の精度が向上し大容量の記録メディアや大容量のバッテリーで給電しながら長時間記録できる様になりました。 又それに伴い俗にいわれる「スパイカメラ」「偽装品カメラ」という名称で販売競れているカメラが多くの業者から1台数千円~数万円で販売され、性的な盗撮犯罪を助長する機器を、誰でも簡単に購入することができるようになりました。それら盗撮機器の進化と平行し、セルビデオ店等での店舗販売から、外国のサーバーを経由したインターネット配信販売へと変化し、現在は、インターネットの配信販売へと変わってきました。

 一度配信されたモノは回収することはできず、デジタルタトゥーとして、複写され、様々なサイトで配信され続けています。このような深刻な状況であるのに、いまだ性的盗撮に関する法律は整備されておりません。

 大切な人が盗撮され全世界へネット配信されたとしても対策がまともにされていないなかで、未整備な法律の現状に苦しんでいる被害者が多く存在します。私達は、被害者の性的尊厳を守るため、性的盗撮に特化し厳しく取り締まる法律をつくるために、一人でも多くの方の賛同が必要なのです。
どうか皆様のご理解とご協力を頂けますようにお願い申し上げます。

・平松 直哉 (ひらまつ なおや)
・和歌山県和歌山市出身
・平松総合調査事務所 代表責任者

役員 防犯アドバイザー 京師 美佳 

女性の視点から。昨今、危機管理の重要性が叫ばれる中、日本人の多くは危機管理が得意ではなく、疎かになりがちな防犯面ではありますが、泥棒、強盗、ストーカーなど、色々な犯罪が起きている中で、同じように心配されるのが、盗聴・盗撮。 

 銭湯やスポーツジムだけではなく、病院や安心できるはずの自宅でさえも、被害に遭うのが現状です。
特に女性の被害が多く、ご自身が気がつかない間に、映像が撮られ、それが、一部のマニアや、営利目的の業者の手によって、インターネットや販売店で、無残にも流されています。このような被害にあった女性の心の傷は深く、一生重荷を背負うことにもなります。そのような被害に遭わない為の盗撮防止の活動や、被害に遭ってしまっているかもしれない方の、少しでも早い被害回復のお手伝いができるように、これまでに培ってきたネットワークや技術を駆使して、活動を行っていきたいと思います。更には、被害の状況を、メディアなどを通じて一般に知らせていくことで、少しでも被害が少なくなるように、努めていきたいと思っておりますので、どうぞお力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。

《プロフィール》
・京師 美佳(きょうし みか) 
・大阪府出身
 学校卒業後百貨店のエレベーターガール、商社の営業職に就き、2001年3月3日 錠前師資格取得。町の鍵屋さんではなく、トータル防犯アドバイザーを目指し、セキュリティ企業へ就職。
法人営業部の責任者を務める中、2002年10月20日 防犯設備士取得。その後は、防犯ガラスメーカーに勤め、セキュリティ事業部長、そして、防犯アドバイザーとして、防犯診断や電話での相談受付、セミナーなど、幅広く活動を行う。 2005年5月独立。京師美佳セキュア・アーキテクトを設立し、テレビ・新聞・雑誌など、多方面で現在も防犯の啓蒙活動を展開中  http://www.kyoshimika.com 



役員 ジャーナリスト 竹輪 次郎 

現在プロフィール準備中です

《プロフィール》
・竹輪次郎 (通称)
・東京都在住
・映像ディレクター/ジャーナリスト
民放テレビ局で20年以上に渡って報道企画特集や特別番組を作り続けてきた。
映像的な面白さとマニアックな取材でドキュメンタリーのようなニュースを追求している。独自の視点を大事にしながら、社会問題、特に性犯罪と経済事件を主なフィールドとしている。


役員 さっぽろ探偵事務所 和泉 慎一

インターネットの加速によるDX推進により、IoT技術がここ数年で飛躍的に伸びました。これらの技術を悪用し、盗撮技術に転用する例が後を絶ちません。IoTには小型化も含まれています。
CCDの小型化や4K化、WiFi経由でのデータ送信等が盗撮に使われるのは本来の目的とは逸脱していますが、悪用されるその背景には盗撮マーケットの商規模が大きい点が推察されます。日々悪質化している盗撮の手口と手法について一般に知らされる事もありませんし、見つける事も困難になっているのではないでしょうか。また、撮影されたデータはインターネット配信が主流になっており、デジタルコピーの乱立により盗撮被害者の映像を止める手段が無くなってきています。撮影される前に阻止をする事について特に注力したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

《プロフィール》

・和泉 慎一(いずみ しんいち) 
・大阪府出身

無線メーカー、CCDカメラ製造販売、エンジニアを経て現在は北海道で探偵業を営む。IT関係は組み込み系からサーバーサイドまで経験があり、インターネットサーバーについて知識あり。調査は10年以上の実績があり、法律事務所や法人からの受注も多い。

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