シーン別盗撮注意点:コンビニ・駅・商業施設などのトイレ

【トイレ盗撮】


トイレ盗撮は、昔からある盗撮の一つです。
そのトイレ盗撮で多い場所として、学校・駅・コンビニ・飲食店・商業施設(女子専用・多目的トイレ)・公園、海の家などの仮設トイレでの盗撮です。
報道などで見ていると、逮捕された犯人の大半が、差し込まれたスマホが発見されたり、侵入による私人逮捕、身近なところに設置しその機材がバレた結果、記録データの解析により犯人が特定された事件が大半で偽装品カメラで盗撮した犯罪については犯行が発覚しにくいのが現状です。

では、盗撮犯はどの様な手口で盗撮をしているのでしょうか。
まず盗撮の被害に遭わないようにするには、盗撮犯の視点と手口を知ることです。

トイレ盗撮の犯人の視点は、
⑴ 容姿、⑵ しぐさ、(3) 外陰部、(4) 肛門部 この4点が犯人の視点です。
和式トイレ・洋式トイレといった個室型のトイレにこの4点を撮影する為に機材を設置し盗撮することは難しいですが、⑴~⑷の一部に絞って行われています。

和洋式の個室型のトイレの場合
1、隣の個室トイレとの壁の上下の隙間 これは非常に多い手口です。
隣の個室に侵入し、スマートフォンなどを使用して直撮りで盗撮する行為です。
この場合、両サイドの個室の上下の隙間と音に注意してください。

2、基盤型カメラ・偽装品カメラ・スマホ
カメラはの設置場所は、便器を中心として利用者の目線から死角となる場所に設置されていることが多いです。 
それらの大半は、小型カメラ、基盤型カメラ・偽装品カメラです。 
女子トイレを使用する前に下記の場所を必ず確認してください。

和洋式トイレ
隣の個室との間にある壁の上下・便座周り・汚物入れ・換気口の内部・貯水タンクの下・掃除用具内・汚物入れ・ペーパーフォルダー周り・芳香剤・火災報知器・便座とウォシュレットの隙間・観葉植物内等々に設置されています。

多機能トイレ(男・女) 
便座周り・汚物入れ・換気口の内部・貯水タンクの下・掃除用具内・ペーパーフォルダーの下・芳香剤・観葉植物内・ベビーベット・ベビーチェアー・ハンドドライヤー・電気コンセット・換気窓&暖房器具・手洗い器・火災報知器・等々

対策: トイレを使用する前に最低限、死角となる場所を目視で確認する。
    カメラ探知用機器等を使用してカメラを探索する。

トイレ内でカメラを発見した場合の対策方法
トイレ盗撮の場合犯人が近くに潜んでいることが考えられます。
現在の小型カメラ・偽装品カメラには、影像を飛ばすWi-Fi機能が付いたものが多いです。 トイレの中や出入り口付近で盗撮をLIVE配信で見ている場合がありますので、個室からです、110番通報をしてください。盗撮犯はカメラを回収する為襲ってくる場合があります。また店側に犯人がいる場合等想定し、110番通報し、●●のトイレ内から電話をしています。 盗撮用のカメラを発見したのですが、犯人が近くにいる可能性がありますので来てください。ということ、氏名・設置場所・連絡先等を伝えていただければ、110番センターから最寄りの警察官に対し現場急行の指示が出されます。
焦らず、慌てず、冷静に対応をしてください。

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